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4 (有)土佐屋


安宅の関
 源平の戦いで手柄のあった源義経は,ねたみ深い鎌倉の兄・頼朝に追われ,弁慶ら家来とともに山伏に身をやつして,奥州(東北地方)平泉の藤原氏のもとへ落ち延びて行きました。
 途中加賀の国(石川県)の安宅の関にさしかかりました。関を守るのは富樫左衛門という立派な武士でした。
 富樫は,東大寺再建のため諸国を巡り歩いているという山伏姿の弁慶に,それでは「勧進帳」を読めと迫りました。弁慶は落ち着き払って,何も書いていない巻物を拡げて「勧進帳」と偽り,朗々と読み上げました。
 主君を思う弁慶の心に打たれた富樫は,それと知りながら義経主従を通してやるのでした。
 歌舞伎十八番にもなっている有名な場面です。