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18 金光寺


鶴の恩返し
 昔々,与ひょうという正直書が,傷を負って苦しんでいる鶴を助けてやりました。
 いく日かたった雪の夜,与ひょうの家に美しい娘がやってきました。「どうぞ,私をあなたの嫁さまにしてください」与ひょうの女房になった娘は,とてもよく働きました。
 ある日女房は「これから機を織ります。七日の間は決してのぞかないでください」と言い,その日から毎日昼も夜も機を織る音が聞こえました。七日目の夜,約束を破って与ひょうは部屋をのぞいてしまいました。そこには痩せ衰えた鶴が一羽,自分の羽を抜いてはその羽を織物に織っていました。
 「いつまでも一緒に暮らしたかったのですが,姿を見られては,もうお側にいられません」
 それは与ひょうが助けた鶴の化身でした。
 女房は羽で織ったそれはそれは美しい織物を残し,真っ白な鶴となって一声悲しげに鳴くと,大空高く飛び去りました。

八朔人形まつり紹介文にもある,仁尾城主細川頼弘公の墓